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2022年シーズン大展望

12球団最速戦力分析・ロッテ 芽を出す先発投手は多数 野手は若手の台頭が欠かせない

 

年の瀬を迎えたところで少々気が早いようだが、本誌恒例の12球団“最速”戦力分析をお届けする。ミスター・ドラゴンズの指揮官就任、日本ハムにBIGBOSS誕生などなど……話題には事欠かない野球界だが、その勢力図に変動はあるのか。各球団の戦力を読み解いていこう。
※情報はすべて12月12日現在。総合力は2022年の評価(A〜E)。選手の年齢は2022年の満年齢。

若手先発投手の躍進が目覚ましい。佐々木朗[写真]、小島の開幕投手争いにも注目だ


 着実に世代交代が進むだけでなく、2年連続リーグ2位と結果も伴ってきた。先発投手では石川歩美馬学の両ベテランに頼ることなく、25歳・小島和哉が今季チームトップの10勝。3完投2完封と奮闘し、左腕エースに名乗りを挙げた。右腕でも“令和の怪物”こと佐々木朗希が、クライマックスシリーズ初戦となる楽天とのファーストステージ第1戦の先発を託されるなど、高卒2年目で台頭。最速159キロを計時と、球速表示も右肩上がりで、落差の異なるフォークを操って安定感が光る。加えて・・・

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