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PACIFIC LEAGUE 2021 REVIEW

【パ・リーグ】投打の柱が機能して連敗回避のオリックス。故障者続出の鷹に上がり目はなし(総論=里崎智也氏[野球解説者])

 

オリックスは絶対的エースである山本[右]の存在が大きく、安定した戦いを見せた


 優勝したオリックスに関して、私が昨年から何度も言っていたのは「いるっちゃいるけど、いないっちゃいない」。解説者が「いい選手がいるんだけど」と言いますが、実は山本由伸吉田正尚を指しているだけ。でも、今年は「いるっちゃいるね!」と言い切れるようになりました。

 山本は5月19日にロッテに負けたあと、15連勝。18勝5敗、貯金13、投げたら負けない……この存在は大きかったです。その陰で高卒2年目左腕の宮城大弥が13勝4敗ときっちり勝ち、オリックスだけ同一カード3連敗がなし。大型連敗をしないから借金も増えない。その意味で2人の存在が効きました。

 打線では吉田正が大黒柱であることを前提として・・・

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