豪快な本塁打で新人歴代7位となる24本塁打の記録を作った阪神の佐藤輝明。しかし、三振は両リーグ1位の173だった。この豪快な男の2022年の目標は本塁打王。そこで、これまでの新人本塁打記録を持つ選手や、歴代の三振王と比較し、本塁打王への近道を探る。 写真=Getty Images 24本塁打の新人歴代7位の本塁打を放った佐藤輝。本塁打王になるには三振よりも本塁打率を上げるしかない
12打数に1本の比率が本塁打王への近道だが
3・4〜6月までは月6本塁打のペースで打ち続けたスーパールーキーの佐藤輝明。もし7月以降も月6本を打っていれば40本塁打を超え、新人最多記録は簡単に抜いていた。しかし、7月以降は4本しか打てず、逆に三振が目立った。
最終的に24本塁打で新人歴代7位の本塁打の数字を残したが、一方で三振は173個。両リーグワーストの記録だ。歴代三振数では6位。近鉄で活躍した
ブライアントが1〜3位と5位の4度もワーストを記録し、佐藤輝はそのブライアント、
ヤクルト・
村上宗隆(2019年183個)に次ぐ記録になった(04年のヤクルト・
岩村明憲も173個)。
当然、ホームラン打者には“三振”はつきものだ。しかし、多過ぎると……。そこで・・・
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