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2021年プロ野球ペナントレース総括

公式戦出場全選手レコード付き ヤクルト・2021年ペナントレース総括 「絶対大丈夫」を合言葉に団結 投打が見事にかみ合い20年ぶり6度目の日本一に輝く

 

そろって30本塁打、100打点を挙げた山田[左]と村上の三、四番コンビ


投手力 PITCHING REVIEW


 長年の懸念点だった先発陣の整備に成功した。何と言っても奥川恭伸の台頭が大きい。中10日程度の間隔を空けながらだが、小川泰弘と並んでチームトップタイの9勝を挙げた。そして、「奥川に負けられない」と投手陣が奮起。原樹理高梨裕稔らが発奮し、若手でも高橋奎二金久保優斗が成長を見せた。

 2021年は9回打ち切りルールがあり、中継ぎ陣も起用しやすかった。シーズン50ホールドを挙げてプロ野球新記録を樹立したセットアッパー・清水昇を中心に、今野龍太らが健闘。クローザーは、序盤は石山泰稚が起用されたものの不安定で、6月以降はマクガフが9回のマウンドに立った。不安定な試合もあったが持ちこたえ、日本シリーズまでクローザーを務めた。

 優勝争いを繰り広げたシーズン後半には・・・

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