首位打者の三番・吉田正[写真右]、本塁打王の四番・杉本[左]と、打線の中軸が固まったことで得点力が飛躍的に向上した
投手力 PITCHING REVIEW
山本由伸が18勝5敗、
宮城大弥が13勝4敗と先発2本柱で貯金22。チームの貯金を左右のエースが生み出したが、
田嶋大樹、
山崎福也の両左腕も安定し
山岡泰輔の故障離脱をカバーした。
増井浩俊、
竹安大知も先発ローテの谷間でゲームメークしてシーズン終盤は高卒5年目右腕の
山崎颯一郎が台頭。
本田仁海も力をつけ、先発の層は厚みを増した。
勝ち星は打線の援護との兼ね合いもあるが、いずれの先発投手たちが大崩れしなかったことが、2021年の最大連敗を4で食い止め、リーグ優勝につながったと言っていいだろう。
救援陣もフル稼働した。チーム最多51試合登板の
富山凌雅を筆頭に、
漆原大晟、
吉田凌ら若手に加え、
能見篤史、
比嘉幹貴、
海田智行、
山田修義ら中堅・ベテランらが役割を果たして3連投を回避。開幕直後まで抑えが定まらず、“日替わりクローザー”で守護神探しが続いたが・・・
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