週刊ベースボールONLINE

歴代背番号大百科 ─[特別企画]─ 番号別で見る、込められた選手の思いと傾向

歴代背番号大百科 NUMBER「#31〜#39」若虎・掛布がこだわった31、金田で左のエース番号になった34

 

ここでは背番号順に歴代の名選手を紹介し、選手たちがその番号に込めた思い、球団を越えて共通する特徴、傾向などを探っていきたい。
※名前下の球団は、その背番号の着用と関係なく、現役時代に所属したNPB、MLB球団[外国人選手の来日前後は除く。監督と表記のあるものは監督時代のみ]。着用年数はその背番号を着けた年数[コーチ、監督時代含む。引退試合は除く]。名前とポジションは主なもの。また1950年代までの球団名についてはスペースの都合上一部省略

掛布雅之[阪神/内野手] 着用1974-88


 まず31だが、何と言っても阪神・掛布雅之の背番号として広く知られる。入団時からの番号で、掛布が3年目に打率3割をマークした際、球団から巨人長嶋茂雄と同じ3への変更の打診があったが断り、最後までこだわり続けた。ほかにもロッテのサブマリン・渡辺俊介、1978年から93年まで着けた大洋・横浜(現DeNA)の韋駄天・屋鋪要ら多彩な顔触れがいる。広島から太平洋(現西武)移籍後に31にした左打者キラーの永射保は87年に移籍した横浜に屋鋪がいたので逆の13にし、その後、ダイエー(現ソフトバンク)に移籍した際、31に戻した。

 32には・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング