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歴代背番号大百科 ─[特別企画]─ 番号別で見る、込められた選手の思いと傾向

歴代背番号大百科 NUMBER「#27」「#28」

 

ここでは背番号順に歴代の名選手を紹介し、選手たちがその番号に込めた思い、球団を越えて共通する特徴、傾向などを探っていきたい。
※名前下の球団は、その背番号の着用と関係なく、現役時代に所属したNPB、MLB球団[外国人選手の来日前後は除く。監督と表記のあるものは監督時代のみ]。着用年数はその背番号を着けた年数[コーチ、監督時代含む。引退試合は除く]。名前とポジションは主なもの。また1950年代までの球団名についてはスペースの都合上一部省略

(左)森昌彦「#27」[巨人/捕手] 着用1955-74
(右)江夏豊「#28」[阪神→南海→広島日本ハム西武/投手] 着用1967-75


「#27」森、古田らの存在によって複数球団で捕手番号として定着


 巨人では戦前から捕手番号だ。戦死した闘志の男、吉原正喜が着け、1965年からのV9時は森昌彦の背中にあった。その後は別ポジションが続いたが、2010年の市川友也から捕手番号に戻り、今年から岸田行倫が着ける。

 ヤクルトも捕手番号のイメージが強く、国鉄時代、金田正一とバッテリーを組んだ根来広光から大矢明彦、さらに古田敦也の背中で輝く。07年、兼任監督だった古田の引退退団後はずっと空位になっていたが、今年から中村悠平が着けることになった。

 ライオンズは、福岡時代は関口清治竹之内雅史ら強打者の系譜があったが、西武になってから捕手番号になり・・・

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