週刊ベースボールONLINE

歴代背番号大百科 ─[特別企画]─ 番号別で見る、込められた選手の思いと傾向

歴代背番号大百科 NUMBER「#14」「#15」

 

ここでは背番号順に歴代の名選手を紹介し、選手たちがその番号に込めた思い、球団を越えて共通する特徴、傾向などを探っていきたい。
※名前下の球団は、その背番号の着用と関係なく、現役時代に所属したNPB、MLB球団[外国人選手の来日前後は除く。監督と表記のあるものは監督時代のみ]。着用年数はその背番号を着けた年数[コーチ、監督時代含む。引退試合は除く]。名前とポジションは主なもの。また1950年代までの球団名についてはスペースの都合上一部省略

(左)沢村栄治「#14」[巨人/投手] 着用1936-37、40-41、43
(右)西沢道夫「#15」[名古屋→金星→中日/投手・内野手] 着用1948-58、63-66


「#14」伝説の大エース、炎のストッパーなど鮮烈な印象を残した名選手たち


 4とともに、プロ野球史上初の永久欠番となったのが14。1934年の日米野球で鮮烈なデビューを飾り、巨人草創期からエースとして活躍した沢村栄治の背番号だ。戦死したあとの47年7月9日に永久欠番に指定された。

 沢村以外にも、偉大な記録や鮮烈な印象を残した投手は多い。広島では入団の65年から引退する79年まで15年間背負った外木場義郎が完全試合1度を含む3度のノーヒットノーランを達成。3度は外木場と沢村の2人のみしか達成していない。85年から14を背負ったのが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング