練習試合がすでに始まり、2月末からはオープン戦に突入。“戦う形”をつくり上げていく実戦では、各球団で熱いポジション争いが展開されていく。ここからは、11球団の本誌担当記者が注目のポジション争いをピックアップ。勝敗度外視のオープン戦は、チーム内競争が見ものだ。
※情報は2月19日時点。 ※阪神は特集内にて掲載。


昨季の優勝は過去のこと。新たな歴史を刻むべく連覇＆日本一を期す中で新人が元気だ。特に3人の大卒野手がセンターラインに殴り込み。キーポジションを狙うルーキーの奮闘がチーム力を上げていく。

最後はバット勝負も

　Vナインも安泰ではない。高卒2年目の昨季に2ケタ10本塁打で正遊撃手となった紅林弘太郎、外野転向で一番・中堅に定着した福田周平、内野再転向で二番・三塁を手にした宗佑磨。若手が次々とレギュラー不在だった位置をつかんでチームを勢いづかせたからこそ「まだまだ発展途上のチーム」と中嶋聡監督が評し、連係やサインプレーなど細かな点に磨きをかけていく。昨季、日本一を逃した悔しさを糧に進化を期すチームの熱は・・・