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春の熱きサバイバル

ヤクルト・厚みを増す投手陣、抜け出すのは/オープン戦必見ポイント

 

練習試合がすでに始まり、2月末からはオープン戦に突入。“戦う形”をつくり上げていく実戦では、各球団で熱いポジション争いが展開されていく。ここからは、11球団の本誌担当記者が注目のポジション争いをピックアップ。勝敗度外視のオープン戦は、チーム内競争が見ものだ。
※情報は2月19日時点。 ※阪神は特集内にて掲載。

21年目のベテラン・石川も結果が求められる


不動のレギュラーがそろう野手陣とは対照的に、先発ローテは予測不可能。若手もベテランも入り混じった競争がオープン戦から始まるが、結果はいかに。

3本目の柱は誰だ


 20年ぶりの日本一を成し遂げた昨季。山田哲人村上宗隆を中心とした強力打線の活躍が目立ったが、その裏では、2年連続リーグ最下位だった防御率が改善。シーズン後半は、中継ぎへ配置転換をせざるを得ないほど、先発投手陣が充実していた。それでも2ケタ勝利、規定投球回に到達した投手はおらず、現時点で先発ローテ入りが確定的なのは小川泰弘奥川恭伸の2人のみ。サイスニードスアレスコールの助っ人投手の来日が見えないが、それはほかの投手にとっては大チャンス。残る4枠をかけた勝負が、オープン戦で繰り広げられる。

 先発ローテの筆頭候補は石川雅規高橋奎二の両左腕。ベテランの石川は・・・

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