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春の熱きサバイバル

西武・新人左腕が刺激する先発ローテ争い/オープン戦必見ポイント

 

練習試合がすでに始まり、2月末からはオープン戦に突入。“戦う形”をつくり上げていく実戦では、各球団で熱いポジション争いが展開されていく。ここからは、11球団の本誌担当記者が注目のポジション争いをピックアップ。勝敗度外視のオープン戦は、チーム内競争が見ものだ。
※情報は2月19日時点。 ※阪神は特集内にて掲載。

先発ローテ入りを狙う新人左腕・隅田[右]、佐藤


最下位からのV奪回へ最大のポイントは先発陣だ。誰もが「先発で勝つ試合を増やす」と意気込むが、先発ローテ争いを激化させる新人左腕の存在がそれを実現させる。

いい意味での競争意識


 昨季は42年ぶりの最下位に沈んだが、その要因の一つが投手陣だった。チーム防御率3.94、先発防御率4.16はリーグワースト。さらに左腕はわずか2勝と先発サウスポー不足も顕著だった。しかし、2人の好素材がこれらの課題をクリアしようとしている。ドラフト1、2位の隅田知一郎佐藤隼輔だ。先発ローテーションは昨季キャリアハイの成績を挙げた高橋光成松本航今井達也の右腕3枚は確定。「この3人に軸でやってほしい」と豊田清コーチも期待する。四番手以降は・・・

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