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2022シーズン順位予想

恒例!解説者12人 2022シーズン順位予想【セ・リーグ編】

 

開幕が近付き、本誌恒例の解説者順位予想の季節がやってきた。まずは2012年以来となる日本一に輝いたセ・リーグからだ。順位予想は割れに割れた。
【パ・リーグ編】はこちら

予想がバラける混戦予想 それでも強いのは巨人なのか?

昨年は前年最下位のヤクルトが優勝。ちなみに前回企画での予想的中は誰もいなかった


大本命なき予想 0票がわずか2枠


 OB解説者に忖度の心が皆無とは言えないだろうが、全球団に優勝と最下位の予想があり、もっと言えば、0票枠はわずか2だ。毎年恒例企画となっている順位予想だが、ここまでバラけたことはなかったのではないか(※担当者感想)。巨人を唯一最下位にした達川光男氏の「セ・リーグは分からんよ」の言葉どおり、波乱の展開は必至ということだろう。

 全体の傾向としては前年のAクラス、ヤクルト、阪神、巨人と、Bクラス、広島中日DeNAでの「3強3弱」の構図は予想の中でも変わらない。その中で4人と最多の優勝予想が、やはり20年まで2連覇を飾った巨人だ。谷沢健一氏、礒部公一氏、白井一幸氏、伊原春樹氏が戦力層などを理由に優勝候補に挙げている。ただ、谷沢氏が「若手の台頭」、礒部氏が「エース・菅野智之の復調」を条件に挙げるなど、必ずしも盤石の評価ではない。

 ただ、元も子もない話で申し訳ないが、前年、今回から3人が入れ替わっただけの方々による予想を見てみると、21年のヤクルト優勝を予想した人は誰もいない。必ずしも予想の混戦が実際の混戦にはつながらないとも言える。

真中満「投打バランス良いSが総合力で一番」


 ヤクルトは投打のバランスが良く、総合力では一番だと思います。昨年同様に、切れ目のない打線は得点力があります。先発投手陣では奥川恭伸高橋奎二ら若手が台頭し、投打で選手層の厚さを感じます。昨季の巨人はうまくかみ合わない中での3位。オフの補強も含めて、力はあると思います。中日はもともと投手力がある。野手では若手の石川昂弥岡林勇希がある程度目途が立ってきた。昨季以上の得点力が望めれば、Aクラスまで届く気がします。

 DeNAはコーチ陣一新で得点力アップの予感。鈴木誠也が抜けた広島は、やはり打線が苦しいでしょう。阪神は主軸の大山悠輔佐藤輝明の好不調の波が激しく、得点力に苦しむのではないかと思います。昨季終盤に中継ぎ陣が苦しんだ中、クローザーのロベルト・スアレスが抜けた穴は大きく不安が残ります。

【予想順位】
1位 ヤクルト
2位 巨人
3位 中日
4位 DeNA
5位 広島
6位 阪神

PROFILE
真中満/まなか・みつる●1993〜2008年ヤクルト。俊足巧打の外野手で、07年にはシーズン代打最多安打(31)の日本記録を樹立。15〜17年にはヤクルト監督。

藪恵壹「決め手ない大混戦 戦力的にはT」


 6チームとも優勝の可能性がある大混戦です。その中でも今年も戦力が一番整っているのが阪神。投手陣も頭数がいるので、シーズンを勝ち抜く力はあります。広島は森下暢仁がめちゃくちゃいい状態ですし、後ろもしっかりしている。鈴木誠也の穴も新人の末包昇大などで補えます。巨人は菅野智之以外の先発陣の名前が現時点で出てこないのは苦しい。

 中日は打線が機能するかどうかにかかっています。若手の根尾昂や石川昂弥が覚醒すれば面白い存在です。DeNAは打線がいいのですが、先発陣の頭数が少なく厳しいでしょう。昨年リーグ優勝したヤクルトは、投打において新しい力や伸びしろが今キャンプ、オープン戦でなかった印象が強い。

 セ・リーグはチーム内で何か新しい力が出てこないと優勝に結びつくのは難しいと思います。

【予想順位】
1位 阪神
2位 広島
3位 巨人
4位 中日
5位 DeNA
6位 ヤクルト

PROFILE
藪恵壹/やぶ・けいいち●1994〜2004年阪神、05〜08年アスレチックスほか、10年楽天。1年目に9勝を挙げ新人王。以後エースとして活躍した。11年から3年間阪神のコーチ。

井端弘和「Dは12回制を味方 DBの爆発力期待」


 思い切って中日の優勝予想です。リリーフ陣を含めた投手力は証明済み。延長12回制になることがプラスに働くはずで、昨年の引き分けの多くを勝利にする力があります。打線もじっくり1点を奪う攻撃をするでしょうし、立浪和義新監督なら・・・

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