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ユニフォーム物語2022

高木豊(元大洋/横浜-日本ハム)に聞け! ユニフォーム素朴な疑問Q&A

 

今号では球団の新旧ユニフォームが紹介されているが、では、選手はそのユニフォームをどう扱っていたのか。通算14年と長く現役生活を送った高木豊氏にユニフォームにまつわるあれこれをお聞きした。
取材・構成=牧野正 写真=BBM

「私がお答えします!」


【Q1】ユニフォームは選手に年何着ほど用意されますか?


A. 私の大洋時代で言えば、ホーム4着、ビジター4着です。4着の内訳は試合用2着、練習用2着。日本ハムに移籍したときは、もう少し少なかった気がします(笑)。試合用も練習用も同じですが、練習用というのは昨年の着回し、お古。別にそれを試合用としても問題ありません。実際にそうしている選手も結構いましたよ。要は自分の使い分けだけですから。違いは新しさ。昨年着たか着ないかだけ。今季から新しいユニフォームとなれば、また別の話ですけどね。

日本ハム94年ホーム用のユニフォーム


【Q2】ユニフォームはどうやって準備していましたか?


A. 本拠地で試合がある場合は球場のロッカールームに置いてあります。ちゃんと担当者が用意してくれるわけです。本拠地以外のビジターでも近場ならロッカールームですね。私の大洋時代で言えば、東京ドームとか神宮がそう。選手は球場に行って着替えるだけ。遠征先では宿泊先のホテルの部屋の前。選手は基本的にユニフォームを持ち歩きません。ただ、その日に試合があり、翌日は遠征先で試合という場合は(移動日なし)、各自が持参していました。ごくまれにユニフォームを忘れて、ほかの選手のユニフォームを借りている選手がいますが、おそらくこのケースで忘れるのでしょう。

【Q3】ユニフォームを着用して球場入りしたり、帰宅することはありますか?


A. 本拠地では絶対にないですし、私もしたことありません。少年野球じゃないですから! 私服で球場に入り、試合が終われば脱いで帰ります。試合後は着替えたいですし・・・

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