ここからは各球団のルーキーたちの現在地を確認していこう。まだ序盤戦だが誰がチームの新たな力になっていくのか。 ※各球団の表は支配下のみ、丸数字はドラフト順位 【巨人・広島・ヤクルト】はこちら 中日・底知れぬパワーで三番にも座るスラッガー
ルーキー6人の中で開幕一軍切符を勝ち取ったのは唯一、ドラフト2位の鵜飼航丞だった。
ビシエドをもしのぐチームトップのスイングスピードを誇る長距離砲。その飛距離は天性のもので、空振りも多いがその迷いなきフルスイングは大きな魅力だ。三番でスタメンを張ること7試合、3月30日の
DeNA戦(バンテリン)ではプロ第1号を放っている。「ちょっと詰まったんですけど」と苦笑しながら、広いバンテリンの左翼スタンド中段まで運ぶのだから、恐るべきパワーだ。「左翼は(打撃の)調子の良い選手を使っていく」と
立浪和義監督。
アリエル・マルティネス、
高橋周平が復帰となれば
阿部寿樹が左翼に回ることが予想され、全員が右打者と競争はさらに激しくなるが、持ち味のフルスイングで出番を増やし、レギュラーの座を手に入れたい。
ドライチの
ブライト健太は春季キャンプこそ鵜飼と競り合っていたものの課題が多く、開幕一軍はならなかった。右肩痛もあり、ファームでは1試合の出場にとどまっているが、スローイングを再開し、実戦復帰は間もなくだろう。まだ粗削りな部分は多いが、それ以上に大きな可能性が感じられる。ドラフト6位の
福元悠真は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン