スカウトが熱視線
「プレユニ22」の新愛称で今春、新たなスタートを切った東都リーグだが、上位校と下位校、一部校と二部校の実力差が小さい「戦国」の様相は変わらない。二部リーグにも好選手は多く、昨年のドラフトでは
池田来翔(国士舘大→
ロッテ)が2位指名を受けNPB入りを果たした。4月16日、二部リーグ開幕日の大田スタジアムには8球団のスカウトが視察に訪れた。ドラフト候補がひしめく東都二部で、注目の3投手を取り上げたい。
東洋大・羽田野温生(汎愛高)は昨秋に最速156キロをマークした剛腕。今春の初戦・東農大1回戦では4点リードの最終回に登板した。先頭打者をこの日最速の149キロ速球で空振り三振に斬って取ったが、死球で走者を出し、東農大の五番・横瀬辰樹(4年・横浜隼人高)に変化球を左翼線へ運ばれ1失点。後続を抑え試合を締めたが「コースに投げ切れず、自分の力を出し切れなかった」と反省。「自分の持ち味は真っすぐ。速ければ速いほど自分の持ち味は伸びていくと思う。球速はこれからも追い求め、大学生のうちに160キロを出したい」とこだわりを話す。
専大の最速151キロ右腕・
菊地吏玖(札幌大谷高)は・・・
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