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世代の先導者 怪物の素顔 DATA 数字が語る驚異

ロッテ・佐々木朗希 スピードがもたらす異次元の投球 「アベレージで100マイル近くを投げられるように」

 


圧巻の「ゾーンで勝負」


 一軍デビューを果たす昨季開幕前までは、球速への意識は皆無。ただ、それは「記録的な意味なので」と“最速”に関してのみ。「先発投手としてアベレージで100マイルを出せるように」と球威を維持して、初めて武器となる思いを明かしていた。そして今季の開幕前に口にしたのが「スピードも(相手に)植えつけたい」。掲げた目標「投げ続けること」は1試合、そしてシーズンを通しての意味だが、長いイニングを投げる上でスピードを意識させる重要性は、変化球が生きると理解してのコメントでもあった。

 開幕後に数字で示している。5月20日のソフトバンク戦(PayPayドーム)では自己最速タイの164キロを5度も計測し、DATA1のとおり同戦の直球の平均球速は驚異の161.6キロ。シーズン平均でも160キロに迫り、フォークも・・・

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