過去のデータを見れば一目瞭然だ。ここ数年、シーズンを勝ち切れない要因は8月以降の戦い方にある。勝負どころの夏場以降をタフに戦い抜くことが、このチームの至上命題となる。 誰かが抜けても誰かがカバーをする。選手層の厚みは徐々に増しているだけに、期待もふくらみそうだ
過去からの脱却へ
過去5年のうち、8月以降に貯金を上乗せできたシーズンは2019年のみ。特に過去2年は前半戦で首位に立つ時期がありながら、緩やかに下降線をたどり、20年は借金2の4位。昨季は貯金4で3位とAクラス返り咲きを見せたものの、最後に首位に立ったのは6月だった。
振り返れば、17年がもっとも最近のチームに共通する戦い方だったかもしれない。
梨田昌孝監督2年目のシーズンは球団史上初となる開幕から3カード連続勝ち越し、
則本昂大の8試合連続2ケタ奪三振、
ウィーラー、ペゲーロ、
アマダーの助っ人3選手が史上初となる20本塁打以上をマークするという明るい話題があったものの・・・
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