3年ぶりの優勝を成し遂げるためには若手の活躍が欠かせない。栄光に向かって熱く地平を駈ける男たち。滝澤以外にもチームに欠かせない若獅子を紹介する。 文=上岡真里江 写真=BBM ※成績、年齢は6月13日現在 【前編】はこちら 隅田知一郎・エース候補のドライチ
最速150キロの直球といずれも質の高い6種類の変化球を巧みに操るドラフト1位左腕。ルーキーながら開幕先発ローテーション入りを果たし、デビュー戦となった3月26日の
オリックス戦(ベルーナ)で7回1安打、5奪三振、無失点の好投で初勝利を飾った。苦労なくストライクの取れる制球力も大きな魅力だ。入寮初日に財布を福岡の実家に忘れる大物ぶりを発揮し、いきなりスポーツ紙を盛り上げた。先輩たちからは早くも“天然キャラ”を見抜かれつつあるようだ。同期の
佐藤隼輔とは非常に相性が良く公私にわたって切磋琢磨。才能、キャラクター、環境と“三拍子”そろった逸材は間違いなく将来のエース候補だ。
[シーズン投手成績] 11試合1勝7敗0H0S、59回1/3、53奪三振、防御率3.19
佐藤隼輔・己を知り尽くす新人左腕
オープン戦までは中継ぎ起用が有力だったが・・・
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