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勝利の使者 クローザー徹底考察

試合を締める男たち 球団別クローザー事情【パ・リーグ編】

 

大勢山崎康晃に続き、残る10球団の「守護神」たちと現状をお届けしよう。それぞれの働きぶりとチームの思惑を探る。
※成績は6月16日時点、年齢は2022年の満年齢
【セ・リーグ編はこちら】

楽天・松井裕樹 四球減で安定感を実現


松井裕樹/左投/174cm74kg/27歳


圧巻の奪三振マシーン

 プロ2年目の2015年から3年連続30セーブ以上をマークしてクローザーの地位を確保した松井裕樹。19年には38セーブで初のセーブ王に輝いた。20年に一度、先発に転向したが、思うような結果を残せずシーズン終盤に抑えに戻っている。

 今季はここまでリーグ2位の16セーブ。好調の要因の一つに制球の良さが挙げられる。昨季の与四球率4.40に対し、今季は2.63と改善。また・・・

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