セは前年覇者ヤクルトが大独走、パは球宴前時点で1位から5位が2.5ゲーム差の大混戦。残りは50試合から60試合程度となったが、果たして、どのような戦いとなるのか──。
※成績は特に注意書きなければ前半戦終了時点(球宴前)

＜現時点REAL最終目標＞V奪還を目指すのみ！

　前半戦首位と言え、2位以下とのゲーム差はほとんどなし。それどころか、少しつまずけば、一気に5位まで転落の可能性すらある。また、ここから日程的にも厳しい戦いが待っており、9月には11連戦も組み込まれた。選手の状態なども見極めたやりくりは、これまで以上に重要になってくる。

　育成、世代交代を促してきた藤本博史監督も「もう後半戦は勝ちにこだわって。(すべて)固定とはいかないと思いますけど、(ある程度は)固定していきたいなというのは考えています」と語る。攻撃陣は、新型コロナ離脱者も戻ってきて、現状のベストメンバーはそろう。ただ、主砲・柳田悠岐をはじめとして・・・