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高校野球ユニフォーム図鑑

地域別ユニフォームコレクション【中国・四国編】 いずれの地区にも隣県同士でライバル争いを演じた商業高校あり。名門復活なるか

 

8月6日に甲子園が開幕した。色とりどりのユニフォームが聖地で躍動している。今週は高校野球のユニフォーム特集。全国各地、お馴染みの甲子園常連の強豪校から、キャリアが浅く、まだ全国的には無名の新鋭校までを網羅。古今東西のユニフォームに思いを馳せながら、球児の夏を満喫したい。
※掲載するユニフォームは最新に限らず、旧デザインも含む。当時の校名を表記。出場回数と成績は2022年春時点(20年春は中止。出場数のみカウント)

広島広島商高

1988年夏に全国制覇を果たした広島商高ナイン


春22回[20勝20敗] 夏23回[43勝16敗]


 アイボリーホワイトを基調とするシンプルなユニフォーム。胸の「HIROSHO」以外は、何の文字も刺繍されていない。帽子の「H」は直接刺繍するのではなく、ワッペンを縫いつける。色はシルバーだが、監督の方針によってはゴールドの時代も。「つば」は絶対に曲げてはならず、変形しにくい硬い素材が使われている。純白のアンダーシャツは丸首が原則で、ハイネックや、汗を吸いやすく肌に密着するコンプレッション式は敬遠される風潮にあったが、いまでは“容認”。ズボンにやや“たるみ”を持たせるのも、広商流と言える。

 中国・四国地区ではやはり、松山商高(愛媛)の強さが目立っている。「夏将軍」と呼ばれるだけあり、選手権大会では強さを見せている。夏60勝は龍谷大平安高(京都)に一つ及ばないが、勝率.741はベスト10圏内では中京大中京高(愛知)に次ぐ2位。優勝5回は大阪桐蔭高に並んで3位タイの成績だ。ただし2001年夏以来・・・

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