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高校野球ユニフォーム図鑑

地域別ユニフォームコレクション【東海・北信越編】 全国制覇の強豪校が多数。伝統のユニフォームを踏襲も、マイナーチェンジも多く見られる

 

8月6日に甲子園が開幕した。色とりどりのユニフォームが聖地で躍動している。今週は高校野球のユニフォーム特集。全国各地、お馴染みの甲子園常連の強豪校から、キャリアが浅く、まだ全国的には無名の新鋭校までを網羅。古今東西のユニフォームに思いを馳せながら、球児の夏を満喫したい。
※掲載するユニフォームは最新に限らず、旧デザインも含む。当時の校名を表記。出場回数と成績は2022年春時点(20年春は中止。出場数のみカウント)

【石川】星稜高

帽子もまたインパクトのあるデザインだ[写真は松井秀喜]


春15回[11勝14敗] 夏20回[24勝20敗]


 胸文字はかつてアルファベットの「S」を基調としたものだったが、1972年夏の初出場を契機に「日本語のほうがいいだろう」と、当時の松田覚神校長が自らしたためてデザイン化した。当初はアイボリーホワイトに近い配色だったが、79年夏に箕島高と延長18回の激闘を演じたことをきっかけにして、以降はスクールカラーの黄色がより強調されることに。また、帽子の星マークには山下智茂監督(当時)の「彗星のように輝けるチームにしたい」という願望が込められている。これらの思いが新たな伝統となり、現在まで甲子園常連校であり続ける。

 もっとも多く目に触れる機会があったユニフォームは松商学園高(長野)だ。夏37回出場。松本商として全国の舞台に立ったのが1920年のことで、松商学園高としては50年に初登場した。91年春のセンバツではエース・上田佳範(元日本ハムほか)を擁して準優勝。21年夏にも聖地の土を踏んでおり・・・

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