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高校野球ユニフォーム図鑑

厳しいルールは今も昔も変わらない。知られざる「ユニフォーム規程」の世界

 

ユニフォーム規程をめぐり、過去に数々のトラブルがあったことはご存じのとおりだろう。それでも意外と知られていないルールかもしれない。最新版の規程を紹介するとともに、過去の事例をあらためて振り返ってみたい。

[左]2014年春の甲子園出場を決めた豊川高だったが、豊川稲荷のマークが左胸に付いていたことで使用NGに
[右]甲子園では同じ赤が主体となる新ユニフォームで臨み、4強進出の快進撃を見せた


胸マークがアウト


 2013年秋、豊川高(愛知)は慣れ親しんだユニフォームで快進撃を見せた。愛知大会では決勝で東邦高に1対3で惜敗したものの、東海大会では常葉橘高(静岡)、大垣日大高(岐阜)、静岡高(静岡)を次々と破り決勝に進出。決勝では三重高(三重)に3対4と惜敗したものの、センバツ出場に当確ランプがともったとも言える準優勝。実際に翌春、吉報が届いた。

 だがその後、チームに暗雲が漂う。秋までは白地のユニフォームを着用し、左胸には学校の母体である豊川稲荷の宝珠をあしらった炎のような赤色の図柄を使用していた・・・

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