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もっともっとマスコット!!

<温故知新企画>マスコットに歴史とロマンあり【ヤクルト・中日】

 

現在、休養中だったり、どこかに消えてしまったマスコットを中心に紹介してきたい。

東京ヤクルトスワローズ 目が変わりかわいさ倍増のつば九郎のゆる〜い進化


球界最古のマスコットがヤクルトにいた。そのツバメはやがて「つば九郎」となり、球界を席巻する。

ヤクルトスワローズ(1974〜2005)─東京ヤクルトスワローズ(2006〜)

[左]初代つば九郎(1994-95)胸にSALLOWSがない
[右]二代目つば九郎(1996-98)手が白くなった


ヤー坊、スーちゃんが日本マスコットの元祖

 ヤクルトと言えば「つば九郎」、つば九郎と言えばヤクルトだが過去においては結構、いろいろなツバメがいた。ともに1970年代後半の写真に2種類いるが、写真資料が少なく、どのように使い分けしたかは定かではない。

[左]つばめのマスコット(1970年代後半)かなり鳥っぽい
[右]ヤー坊(1978-93)ぬぼうとした感じ


 1つは「ヤー坊」と言われ、93年までいたもの。もう1つはいつの間にか消えたが、よりツバメに近いものだ。このとき同時に「スーちゃん」という女の子キャラも登場し、人気になった。ヤー坊は帽子、スーちゃんはサンバイザーをつけていた。2人は一時消えたが、その後、ヤクルトのキャンプ地浦添市で元気な姿で見つかった。年代を考えれば、球界最初のマスコットである。

 先日、主催2000試合出場を達成したつば九郎も・・・

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