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グラブを語り尽くす 名手こだわりの逸品

巧者たちのグラブSELECTION 外野手・愛斗 重さのあるグラブを使いギリギリの打球に対応「投手の人生を背負って守っていますから」

 

野球を始めるとき、誰もが最初に手にするのはグラブではないだろうか。グラブを語り始めたら止まらない。今号の特集はグラブを愛する方々にお届けする。
取材・構成=小林光男 写真=埼玉西武ライオンズ、榎本郁也


GLOVE ウイルソン

 グラブでこだわっている点はたくさんあります。一昨年の途中からウイルソンのグラブにしたのですが、担当の方と「イチからつくっていこう」という話をしました。だから、じっくりと話し合いながら、最初の完成品をつくるのに3時間半ほどかかりましたね。

 一番こだわったのは重さですね。だいたいの選手は「軽いほうがいい」と言うと思いますが、僕は重いグラブが好み。やっぱり、軽いグラブだとギリギリの打球をつかめないことがありますから。例えばグラブの先に当たったときに、軽いと打球に負けてしまうんですよね。ある程度重さがあって、ガッチリつくったグラブだとそんなことはありませんから。重くてもプレーに支障はまったくないです。打球を追うスピードも・・・

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