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豪打伝説 50本塁打超の男たち

<Top 7>52HR(1963) 南海・野村克也&<Top 9>51HR(1950) 松竹・小鶴誠

 

ヤクルト村上宗隆が着々と積み上げるホームラン。すでに55本となり、NPB歴代2位タイとなった。村上の前に50本塁打以上をマークした先人たちを記録とともに振り返っていこう。

南海・野村克也 最終打席で決めた1年だけの日本新記録


【Top 7】52HR(1963年)

2年後の1965年には三冠王にも


 カウント0ストライク3ボールからの狙いどおりのストレートが外角低めに来た。見送ったらボールかもしれない際どい球だ。いつもなら平然と見送るところだが、南海・野村克也はバットを振った。打球は大阪球場の左中間スタンドに飛び込むホームランだ。

 引退後、「生涯唯一狙ったホームランだった」と野村が振り返る一発は、タイで並んでいた小鶴誠(1950年、松竹)の51本塁打を更新する当時の日本新52号本塁打だった。63年シーズン最終戦である10月17日の近鉄戦、しかもそれは・・・

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