一発で仕留める集中力
打席では、圧倒的な存在感。相手バッテリーは、一つの制球ミスが致命傷だ。
廣瀬隆太には甘い球を見逃さず、スタンドへ運ぶパンチ力がある。1年秋から今秋まで5季連続で積み上げた13本塁打(10月17日現在)。現役では
西武がドラフト1位指名を公言した早大・
蛭間拓哉(4年・浦和学院高)の12本塁打を上回るトップの数字をマークしている。自身の役割は、ごくシンプル。
「ランナーをかえす。チャンスメークする。チームを勢いづける打撃をする」
慶應義塾高では2年時に春夏連続甲子園出場。初戦敗退の春は代打で1打席のみ、夏は四番・一塁のレギュラーとして、2試合に出場した。3年時は181センチ81キロとやや細い印象があった。同年12月に慶大の練習会に参加。そこで見た大学生レベルに、危機感を抱いたという。
神宮で通用するための肉体改造に・・・
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