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Tigers 2022 岡田新監督始動!

阪神・岡田彰布監督 第二次岡田政権は“動” 柔軟性も持ち合わせた指導へ

 

今月25日で65歳。12球団最年長指揮官が15年ぶりに古巣で指揮を執る。当然選手たちとの年齢差、ギャップが心配された。しかし、実際には監督自ら、語りかけヒザを突き合わせることで、プロの世界に年齢差がないことを示している。
文=杉原史恭(デイリースポーツ) 写真=梅原沙織、BBM

11月21日まで行われる秋季キャンプ。岡田新監督となったがピリピリムードはなく若手選手も真剣さの中に明るさが垣間見える


若い選手には興味を持つ練習法で気持ちを上げる


 安芸キャンプを折り返し、新しい“岡田監督像”が見えてきた。前回の監督時は選手に直接指導する場面が少なかったというが、今回は気付いたことがあれば、ピンポイントで助言を送る。15年ぶりの縦縞復帰は“静より動”のイメージが強い。指揮官はその意図をこう明かす。

「やっぱり(選手の)意識を変えないといけないっていうところやな。実際に見ても、変えたらもっと良くなるな、というのがあるからな。来春キャンプも? いや、もうだいぶん、な。1から10まで言うことじゃないからな。2、3ぐらい気付いたことは言うと思うよ」

 秋季キャンプ初日から小幡竜平熊谷敬宥らにノックを受けて実演指導すると、大山悠輔高山俊井上広大らには打撃を指導。チームの主軸だけでなく、中堅から若手まで。この秋、岡田彰布監督の直接指導は珍しい光景ではなくなっている。

「若いヤツらに興味を持たさんとあかんよな。練習にしてもな。新鮮味というかな、すごいことをやる、みたいな興味を持たさんと、1つの練習でもだいぶ気持ちの入り方が違うからな」

 その言葉どおり・・・

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