NPBで1993年オフにスタートしたFA制度。そこから今年で30年目を迎えているが、しっかりと機能しているとは言い難い。『プロ野球 FA宣言の闇』の著者である中島大輔氏にFA制度の問題点を記してもらった。 文=中島大輔 写真=BBM 最大の目的は「球界活性化」
「ソフトB、
日本ハムFA近藤に4年総額30億円!! 争奪戦必至の巧打者に超破格条件提示」(11月9日、「スポーツニッポン」電子版)
「【
オリックス】FA権取得の
西武森友哉を本格調査へ 4年16億円+出来高の大型オファー用意」(10月31日、「日刊スポーツ」電子版)
「『千賀争奪戦』スタート パドレス、カブスなど複数球団が興味示す4年約116億円との予想も」(11月9日、「日刊スポーツ」電子版)
これらは今オフにFA権を取得し、去就が注目される“目玉選手”の動向を追った各紙の見出しだ。いずれも超一流選手だけに相応の金額が並んでいる。
プロ野球は「エンターテインメントビジネス」だ。日本シリーズが終わり、ファンの視線が“ストーブリーグ”に注がれる中で「人事」は最大の焦点になる。来年、
近藤健介(日本ハム)や森友哉(西武)はどこのユニフォームを着るのか。(※11月16日にオリックスが森友哉の獲得を発表)
所属先を応援する者は残留を願い・・・
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