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2022年プロ野球ペナントレース総括

PROFESSIONAL BASEBALL 2022【交流戦・CS・日本シリーズ・オールスター】

 

【セ・パ交流戦】ヤクルトの圧勝劇! 全カード勝ち越しの「完全優勝」を遂げる


ヤクルトは全6カードに勝ち越す「完全優勝」を遂げた


 通算17シーズン目の交流戦はセ・リーグが55勝53敗でパ・リーグに勝ち越した。セの勝ち越しは3度目で2年連続は史上初となる。全カード勝ち越しで14勝4敗と他を圧倒したヤクルトが、4年ぶり2度目の優勝。「セの勝ち越し」&「セの優勝」も史上初となる。長らくパ優位が続いていたが、変化の兆しが見えた。MVPには四番として打率.351、6本塁打、13打点の成績でチームをけん引した村上宗隆が輝いた。

優勝を決めた6月11日のソフトバンク戦[PayPayドーム]で逆転満塁弾を放った村上


 リーグ戦での序盤のつまずきから立ち直った阪神が12勝6敗で2位と躍進し、ともにトップとなる7本塁打、21打点をマークした大山悠輔が日本生命賞を受賞。もう1人の日本生命賞は打率.391で首位打者となったオリックス杉本裕太郎が受賞している。

【クライマックスシリーズ】リーグ覇者が力を見せる 阪神の下克上、ソフトバンクのリベンジはならず


 開幕9連敗からじわじわと巻き返して3位を確保した阪神は2位のDeNAに競り勝ってファイナルステージへ進出。下克上を狙ったが王者に返り討ちにされた。ヤクルトは第1戦に快勝すると、第2、3戦は先制を許しながら粘り強い継投策で終盤の逆転劇を演出し・・・

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