WBCへの出場を表明した大谷翔平。果たして栗山英樹監督は、侍ジャパンにとって最強のカードとなる「二刀流」の力をどう最大化していくのか。大谷自身の言葉を振り返りながら探っていく。 写真=Getty Images 師弟コンビの再結成 「2人」の大谷を起用
世界一の選手になることだけを目指し続けてきた、純粋無垢(むく)な最強タッグが復活する。栗山英樹監督とエンゼルスの大谷翔平。11月17日、大谷が自身のインスタグラムでワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参戦を表明し、
日本ハム時代以来となる6年ぶりの“コンビ再結成”は電撃的に世界へ打電された。次の注目は、世界に類を見ない投打二刀流の起用法だ。
世界一奪還へ、大谷の力をどう生かすのか──。
戦略、戦術、チーム陣容に至るまで、すべてに大きな影響を与える存在。栗山監督は「投手・大谷と打者・大谷がいることは、間違いない」と表現した上で、「基本的には、両方できないかなというのがベースにある」と明言。コンディション不良など不測の事態さえなければ、投手・大谷と打者・大谷の「2人」を起用することは間違いない。
その中で、練りに練っているのは、日本国内で戦う1次ラウンドと一発勝負の準々決勝(2次ラウンド)、アメリカへ乗り込むことになる準決勝と決勝までを見据えた「大谷マネジメント」。頭を悩ませるポイントは・・・
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