週刊ベースボールONLINE

2022-23ストーブリーグ完全チェック

DeNA・頂を目指す基本布陣整う 即戦力投手と育成選手昇格がキーに/12球団移籍&補強採点

 

オフに入り、各球団が新しいシーズンに向けて陣容を固めつつある。ドラフト、FA、トレード、新外国人獲得、そして現役ドラフト。あらゆる手段を使って補強を進めているが、果たして思うように戦力は固まっているのか。12球団の戦力整備度をチェックしていく。
※情報は12月18日現在 ※移籍人数は他球団に移籍した数、補強人数は新人を除く新加入数、新人数は育成を除くドラフトで加入した数
※戦力整備度は編集部採点で100%=補強の必要なし、90〜99%=欲を言えば補強するべき、80〜89%=もう少し補強するべき、70〜79%=補強するべき、69%以下=絶対に補強するべき


MLB通算144試合登板の中継ぎ右腕ウェンデルケン[写真=Getty Images]


[2022年成績]143試合、73勝68敗2分、勝率.518

2022年オフに加入した主な選手

※即戦力の基準 A=主力、レギュラーとして期待、B=一軍帯同が濃厚、C=一軍定着は厳しいか


 頂点を狙う2023年シーズンへ、基本布陣は出来上がりつつある。22年シーズンに併用ながら、チーム捕手最多の93試合に出場した嶺井博希はFAでソフトバンクへと移籍。その穴を埋めるべくドラフト1位で松尾汐恩(大阪桐蔭高)、育成ドラフト1位では上甲凌大(四国IL/愛媛)を獲得し、次代の正捕手育成へと舵を切った。松尾は内野手もこなせるほどの動きを見せ、上甲はパンチ力ある打撃が持ち味。戸柱恭孝伊藤光山本祐大らによる正捕手争いは激しさを増しそうだ。

 守備面では、京田陽太の入団が大きなプラス材料。中日で通算700試合に出場している経験値と安定した守りは、内野陣の意識を高めるだろう。22年シーズンは・・・

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