プロの評価は金額によって決まると言っても過言ではない。球団との交渉の場となる契約更改は悲喜こもごもだが、シーズンを通しての評価、その活躍がダイレクトに反映される。2023年の日本選手の高額年俸のトップ20を紹介しよう。 ※金額は推定。外国人選手を含めたNPB所属選手すべての年俸ランキングは別途記事で公開 1位 山本由伸[オリックス] 6億5000万円(昨年3億7000万円)
両リーグMVPは6億円プレーヤーに! H柳田とG坂本は複数年契約でトップ3
今季の日本選手の年俸ランク1位になったのは山本由伸(オリックス)だ。2021年に続いて最優秀防御率、最多勝、最多奪三振、勝率第一位の投手4冠に加え、MVPに沢村賞とタイトルを総ナメ。チームも26年ぶりの日本一に輝き、6億5000万円で頂点に立った。「チームの勝利を一番のテーマにやってきて、素晴らしい評価をしていただいた」と山本も笑顔で口にした。
2017年、高卒1年目となるルーキーイヤーの年俸は500万円。ドラフト4位の投手が5年目にして1億円プレーヤーとなり、それからわずか2年での6億円突破。今や誰もが認める日本のエースであり、球界トップの年俸も当然だろう。ちなみに外国人選手を含めれば、
ロッテから
ソフトバンクへ移籍した
ロベルト・オスナも山本と同じく今季の年俸は6億5000万円だ。
2位 柳田悠岐[ソフトバンク] 6億2000万円(昨年6億2000万円)
写真=代表撮影
2位は柳田悠岐(ソフトバンク)で現状維持の6億2000万円。7年契約の3年目にあたる昨季は117試合に出場し、随所で勝負強さを発揮したものの、新型コロナウイルス感染や左肩、首の故障などに苦しんだ。チームも最終戦で敗れて2位。柳田自身も「毎日が試行錯誤で、納得のいく成績が残せなかった」と悔しさいっぱい。契約更改後の記者会見では23年の目標を聞かれて、「ご想像にお任せします」と白紙の色紙を手にしてポーズをとった。18年の年俸1位(5億5000万円)だが、これで2年連続の2位となる。
3位はジャスト6億円でセ・リーグから2選手。まずは山本以上のスピードで6億円プレーヤーに駆け上がった・・・
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