ここからは、球団ごとに脈々と継承されるスペシャルナンバーの系譜をたどっていこう。一つの番号を掘り下げていけばチームの“色”も見えてくる。 積み上げてきた功績が、チームの顔と呼ぶにふさわしい番号へと変えていった。その価値をぐっと引き上げたのは、やはり前田智徳だろう。非凡な打撃センスと正確なバットコントロールは球界でも一目置かれ、現役時代についた異名は「孤高の天才」だ。5年目に背番号を『1』に。1995年に負った右アキレス腱断裂の影響で、以降は故障と戦いながらのプレーとなったが、卓越した打撃技術で安打を量産。2007年には通算2000安打を達成している。何より低迷するチームを支え、
広島一筋でプロ野球人生を全う。今もファンから愛され続けている。
前田の存在の大きさもあって・・・
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