週刊ベースボールONLINE

背番号物語2023

ヤクルト「#1」球史に残る好打者がリレー 半世紀にわたり輝き続ける【受け継がれる伝統の背番号】

 

ここからは、球団ごとに脈々と継承されるスペシャルナンバーの系譜をたどっていこう。一つの番号を掘り下げていけばチームの“色”も見えてくる。


 国鉄時代から今も野手が背負い続ける『1』。通算2173安打、打率.319の記録を打ち立てた若松勉が入団2年目から18年間着け続けたその番号は“ミスタースワローズ”の称号とともに継承されている。

 1989年限りで若松は現役を引退。「背番号1を永久欠番に」という声も上がり、2年間は空位となっていたが、92年より「ブンブン丸」こと池山隆寛が新たに背負った。入団4年目の87年にショートの定位置を獲得すると、88年から4年連続で30本塁打をマーク。『36』から『1』へ変更したこの年も30本のアーチを描き・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング