ここからは、球団ごとに脈々と継承されるスペシャルナンバーの系譜をたどっていこう。一つの番号を掘り下げていけばチームの“色”も見えてくる。 楽天の初代エースナンバーは『21』だ。近鉄時代から岩隈久志が着けていたもので、最終年の2004年に15勝をマークして最多勝を手にした。分配ドラフトでは
オリックスに移籍することになったが、これを岩隈本人が断固として拒否。結局、オリックス側が譲歩し、金銭トレードで楽天に移籍した。
楽天でも同じナンバーを背負い、実力を発揮する。初年度の05年には、開幕戦で1失点完投により球団初勝利をもたらした。08年には最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得し・・・
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