キャンプも中盤へと突入し、各チームの体制が少しずつ見えてきた。対外試合も続々と始まり、ポジション争いも激しさを増している。ここでは即戦力として期待のルーキーたちを紹介。開幕一軍の切符を勝ち取るのは、果たして何人現れるのか──。 【パ・リーグ編】はこちら ※選手能力値は「S・A・B・C」の4段階評価。
S…球界トップクラス A…一軍クラス B…及第点 C…課題面 ヤクルト・北村恵吾 右の代打一番手へ
【イチ押しポイント!】勝負強さ光る打撃 北村恵吾[中大→ドラフト5位/内野手/23歳/182cm90kg/右投右打]
打撃 B 守備 B 走力 C 東都大学リーグ通算6本塁打を記録した右打ちの大型内野手は、一軍キャンプに抜てきされると、実戦形式の打撃練習で
金久保優斗から本塁打。「遠くまで飛ばす力もあるし、変な癖もなくいい打撃」と
高津臣吾監督も評価をしている。初の対外試合となった
DeNAとの練習試合(2月12日、浦添)でも適時打も放ち、セールスポイントの勝負強い打撃を披露してみせた。内野のレギュラー陣は強固なため、狙うは右の代打一番手か。結果を残し開幕一軍入りをつかむ。
ヤクルト・澤井廉 打撃で違いを見せつける
【イチ押しポイント!】豪快なフルスイング 澤井廉[中京大→ドラフト3位/外野手/23歳/180cm98kg/左投左打]
打撃 B 守備 C 走力 C 大きな弧を描くスイングが目を引く。愛知大学リーグでは通算10本塁打を記録した左打ちの長距離砲は
村上宗隆に続く主軸候補として期待される。キャンプは二軍スタートも「1年目からレギュラー争いに加わりたい」と鼻息は荒く、フリー打撃でも快音を響かせている。中京大時代は主に右翼を守ったが・・・
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