160キロの大台到達も夢ではない――。そう予感させる若手有望株が、セ・パ両リーグにひしめいている。ブレーク間近の剛腕候補をピックアップ。 ※2022MAX=2022年一、二軍公式戦での最速、MAX=入団前の最速 スケール大の高卒投手たち
科学的なアプローチにより、技術向上が進む野球界。投手もトレーニング法の確立、計測機器の導入で球速のアップが止まらない。世間の注目がWBCに集中する中で、9人の次なる剛腕が各地で頭角を現している。
王者・オリックスの山下舜平大がパ・リーグを席巻しそうな勢いだ。高卒3年目の右腕は、体づくりに励みつつ、ボールを磨いてきた。「スピードが出て困ることはない。伸ばせるだけ伸ばしたい」と、目標の日本人最速「165キロ」へ、1年目は151キロ、昨季は155キロ、今季はオープン戦で158キロを計測と、順調にステップアップ。球速表示だけではなく「ゾーンで勝負できるストレート」が理想だからこそ、打者の手元で強さを増しボールの重さも十分にある。成長を続ける期待株が、自慢の直球を武器に開幕先発ローテ入りへアピールを続けている。
同じく高卒3年目の
中森俊介(
ロッテ)も見逃せない。明石商高では2年時に夏の甲子園で・・・
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