週刊ベースボールONLINE

週べ選定! 2023にっぽん野球の顔101人

<にっぽん野球の顔101人>帰ってきた侍戦士【投手編】

 

「史上最強」の侍ジャパンメンバーは、およそ1カ月ぶりに各チームに合流した。ここではプロ野球を熱くさせる27人の王者をシーズンの見どころとともに紹介しよう。
※選手の年齢は2023年満年齢
【野手編】はこちら

山本由伸 25歳(オリックス/投手/右右) 絶対エースに不安なし



【2022年度成績】
26試15勝5敗0S0H、193回、防1.68
【2023年ターゲット】
3年連続投手4冠&沢村賞

 心配は無用だ。WBC1次ラウンドのオーストラリア戦(東京ドーム)で先発して4回8奪三振無失点、メキシコとの準決勝(ローンデポ・パーク)では2点を失うも二番手で3回1/3を投じて決勝進出を後押し。疲労や調整が不安視される中で、3月30日にウエスタン・阪神戦(杉本商事BS)で先発して7回で7三振を奪って無失点と圧巻投球を見せた。NPB球に戻る中でも「ずっと投げているので慣れている。大丈夫」と不安なし。4月6日のソフトバンク戦(京セラドーム)でシーズン初先発が予想されている右腕が3年連続投手4冠&沢村賞へ歩みを進める。

佐々木朗希 22歳(ロッテ/投手/右右) 球界を代表する“剛球王”



【2022年度成績】
20試9勝4敗0S0H、129.1回、防2.02
【2023年ターゲット】
規定投球回到達で15勝以上

 先発したWBC準決勝・メキシコ戦で世界に公開された「日本の剛球王」。大事に起用された昨季は20試合の先発で9勝。それでも完全試合を達成するなど129回1/3で173奪三振(奪三振率12.04)と抜群の能力を発揮した。今季はシーズンを通して中6日で回ることが予想され、エースとしてチームをけん引することになるだろう。最低でも規定投球回到達、15勝、200奪三振を期待したい。

大勢 24歳(巨人/投手/右右) 球団史上最強守護神


【2022年度成績】
57試1勝3敗37S8H、57回、防2.05
【2023年ターゲット】
最多セーブ

 栗山英樹日本代表監督の厚い信頼を勝ち取り・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング