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2023球場物語 ボールパークの進化と郷愁

【エスコンフィールド HOKKAIDO】日本ハム・松本剛 球場インタビュー 思い入れのある球場に「世界一かはまだ分からないけど、個人的には間違いなく日本一の球場」

 


 今年開場した2009年のマツダ広島以来となる新たなプロ野球の本拠地球場。細部までこだわり抜かれた日本初の開閉式屋根付き天然芝球場。芝の育成を促すため南側は一面のガラス壁になっており、見た目も鮮やかなフィールドは左右非対称でファウルゾーンは狭く、観客席との近さもあって臨場感は抜群。ブルペンは両翼ポール際に設置され、観客席から見ることができる。複合型施設『TOWER11』には温泉&サウナやホテルなどを備え、施設の一部は試合日以外も営業するなど、野球だけにとどまらないエンターテインメント空間となっている。新球場は『北海道ボールパークFビレッジ』の一部となっており、球場周辺はエンターテインメントからウェルネスまでさまざまな事業が展開されていく予定だ。

まずはチームリーダーに「球場の魅力」を語ってもらおう。かつてあこがれだった球場から、エスコンフィールド北海道で自らが感じることまで。新たな「わが家」でファンに野球の魅力を伝えていく。
取材・構成=杉浦多夢 写真=高原由佳

ファンに喜んでもらう


──埼玉県生まれ、帝京高出身の松本選手にとって、小さいころのあこがれの球場はどこでしたか。

松本 やっぱり東京ドームですね。小さいころは野球を見に行くのは東京ドームばかりでしたし、「プロ野球選手になって東京ドームでプレーしたい」というのがずっと夢でした。

──初めて東京ドームでプレーしたときはどう感じましたか。

松本 プロに入って何年目だろうな(2017年5月13日、ロッテ戦)、あまり記憶がないですけど(笑)。ただ、初めて東京ドームのグラウンドに立ったときはすごく興奮したということを覚えています。それは今でも変わらなくて、やっぱり東京ドームでプレーするときはテンションが上がりますね。

──松本選手にとって「いい球場」とは、どんな球場でしょうか。

松本 いろいろな要素があるのでひと言で言うのは難しいですけど、やっぱり・・・

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