細部までこだわり抜かれた新球場は「ファンファースト」であると同時に、バックヤードは徹底した「選手ファースト」。球団と北海道野球の歴史が散りばめれた重厚なつくりとなっている。
写真=球団提供

選手ファースト

　チームエリアのデザインなどに携わった岩本賢一球団統括本部副本部長は「クラブハウスは長ければ12時間以上も滞在する場所。戦う場であるとともに、『第2の家』と感じられるようなリラックスできる場所にしたかった」と話す。


　広々としたロッカールームを中心に、クラブハウス、風呂場やトレーナー室、用具室、ベンチへつながる4つの出入り口があり、アクセスは抜群。空間を効率よく使うとともに、一体感を生み出すために円形のロッカールームが採用された。

　さらに選手たちが仮眠をとれるナップルームは科学的に設計されており・・・