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2023球場物語 ボールパークの進化と郷愁

<球場の記録ランキング Part1>公式戦の開催試合数

 

2リーグ制となった1950年以降の74年間で、プロ野球の公式戦は270球場において5万9967試合が開催された(2023年4月23日現在。以下すべて同様)。球場別の公式戦開催試合数と、その上位23球場における個人本塁打数、個人勝利数のランキングを集計。お気に入りの球場で最もホームランを打ったバッター、最も勝ったピッチャーは誰だったのか。Part2を読む前に予想してみませんか?
文=落合修一

1976年10月10日、ベーブ・ルースに並ぶ通算714号を後楽園で打った王貞治[巨人]。投手・古沢憲司、捕手・田淵幸一、三塁手・掛布雅之


かつては5球団の本拠地だった後楽園


 試合数トップは、1987年限りでその使命を終えた後楽園。いまだに圧倒的1位であることに驚く。2位の甲子園、3位の神宮は戦前から現在まで稼働し続けている老舗中の老舗だが、例えば阪神のホームゲームが年間72試合と仮定しても、後楽園を追い抜くまであと10年は掛かる。

 日本ハムが2004年から北海道に移転する以前は後継球場の東京ドームも含め・・・

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