今年の11月、マウンドで吠えるあの大谷翔平の姿が見たい! と願うファンも多いだろう。そのためにまずはポストシーズン進出が第一条件。30球団中12チームがその権利を得られる。今年のエンゼルスはどうなのか? 選手たちをここまで紹介してきたが、一方で、同地区のライバルチームとはどういうチームなのか!? 知っていくとさらにベースボールを楽しめるはず。ここではエンゼルスのライバルとなる同地区3チームの横顔を紹介しよう。 文=村田洋輔(MLB.jp編集長) 写真=Getty Images ヒューストン・アストロズ 現在のMLB最強チーム
現在リーグ2位 2023年世界一 初のワールド・シリーズ制覇を成し遂げた2017年から6年連続で少なくともリーグ優勝決定シリーズまで駒を進めている現MLB最強チーム。昨季は5年ぶり2度目の世界一に輝いた。今季は
ユリ・グリエル(現マーリンズ)に代わって2020年ア・リーグMVPのホセ・
アブレイユが加入。WBCで右手親指を骨折したホセ・アルトゥーベは5月中に復帰できる見込みだ。一方、昨季サイ・
ヤング賞のジャスティン・バーランダー(現メッツ)が抜けた投手陣は故障者続出。ランス・マカラーズJr.が右腕を痛めて開幕から戦列を離れており、昨季13勝のホセ・ウルキディは右肩の炎症、同15勝の
ルイス・ガルシアはトミー・ジョン手術で離脱。昨季王者は早くも試練のときを迎えている。
この選手を覚えておこう! 【野手】ヨーダン・アルバレス 大谷の最強ライバル 25歳の若さでMLBを代表する強打者の1人となったキューバ出身のスラッガー。2019年にア・リーグ新人王に輝き・・・
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