リーグ屈指のメンバーがそろう先発投手陣。しかし、その能力を最大限に発揮できなければ頂点は見えない。登板間隔のパターン化が心技体において作用することは球界が証明している。中盤戦を見据え、先発ローテの確立が待たれる。 特殊パターンも検討の価値あり
エース・
今永昇太(防御率3.48)、
大貫晋一(同4.82)、
濱口遥大(同8.68)の実績組が開幕前の期待ほどに数字を残せていない。それでも石田健大、東克樹、ガゼルマン、平良拳太郎らが勝利を重ねており、先発投手は充実している。
当たり前のことのようだが、先発投手の好投は勝利へ直結する。4月末までの先発投手についた勝利数はリーグトップの12。しかし、5月に入ると大きく減少。21日現在で2勝どまり、チームも、3・4月が16勝7敗(勝率.696)だったのに対し5月は6勝8敗(同.429)と苦しんでいる。
その要因の一つに不規則な登板による調整の難しさが挙げられるだろう。チームは開幕からすでに4試合が雨天中止、開幕に間に合わなかった今永や大貫らの合流もあり都度、先発ローテーションの見直しを強いられた。加えて・・・
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