プロ野球選手も年齢を重ねれば否応なしに肉体的な衰えに直面する。しかし、それを言い訳にしない。今季もチームを勝利に導くベテランたちはチームに欠かせない存在なのは確かだ。 【パ・リーグ編】はこちら ※成績は6月4日現在 【昭和57年】ヤクルト・青木宣親 超一流の技術とメンタル
【成績】37試合=打率.305、1本塁打、7打点、OPS.792 プロ入り20年目の今季も開幕スタメン。体調不良で一時離脱も、復帰した5月31日の
日本ハム戦(エスコンF)でいきなり2安打を放ち、NPB通算1900安打に到達した。休養を挟みながらの出場、時に150キロ超の剛速球に力負けしてしまう場面を見れば、息をするように安打を量産した「全盛期」との違いは明らか。しかし、打ち取られ悔しさを前面に押し出しながらベンチに戻る姿を見れば、1打席に懸ける思いの強さは今なお健在。「41歳よりは若くいれている気がします」と言う歴代屈指のヒットメーカーには、まだまだ超一流の技術とメンタルが備わっている。
【昭和60年】広島・松山竜平 経験から導かれるひと振り
【成績】23試合=打率.263、0本塁打、11打点、OPS.624 勝負どころは逃さない。打席内でのここぞの集中力が・・・
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