プロ野球選手も年齢を重ねれば否応なしに肉体的な衰えに直面する。しかし、それを言い訳にしない。今季もチームを勝利に導くベテランたちはチームに欠かせない存在なのは確かだ。 【セ・リーグ編】はこちら ※成績は6月4日現在 【昭和58年】西武・中村剛也 コンタクト率を高めて
【成績】37試合=打率.308、8本塁打、16打点、OPS.927 代名詞である本塁打は、ここまで8本放っている。しかし、何よりも“進化”を示しているのは打率だろう。過去3割を打ったことがない中村が.308をマーク。状況に応じて、時に軽打で確実にヒットを狙う打撃を見せている。昨季は打率.196、12本塁打。危機感から先端をくり抜いて操作性を高めたバットに変更した。コンタクト率を高める意識は三振率にも表れる。今季は134打席で24三振だから.179。昨季の.259から大幅に改善された。5月27日に外腹斜筋の軽い損傷で登録抹消。体調さえ万全なら、まだまだ数字を伸ばすことができるはずだ。
【昭和59年】オリックス・平野佳寿 ブルペンの“高き壁”に
【成績】14試合=0勝1敗8S3H、奪三振7、防御率1.38 若手の台頭に対抗心を燃やすことはない。むしろ歓迎しているのは・・・
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