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日本球界を席巻したスーパーパワー 助っ人たちの記憶

<保存版>球団別助っ人通算記録ランキング【パ・リーグ編】

 

ここでは主要部門における外国人選手の歴代通算記録を球団別に見ていこう。近鉄を含めた各球団の最強助っ人は誰なのか、その手掛かりが見えてくるはずだ。
写真=BBM ※記録・情報は7月23日現在。記録は前身球団を含む。帰化した選手は通算記録を記載
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オリックス(1936-) 最強打者と献身右腕



 球団の枠を超え、今なお“最強助っ人”の呼び声も高い前身の阪急時代に主砲として活躍したブーマーが上位を独占。身長200cm、体重100kgの巨体から強烈な打球を放ち、抜群の勝負強さを誇り、さらには器用さも併せ持って1984年には打率.355、37本塁打、130打点をマークして外国人選手初となる三冠王を獲得した最強助っ人は9年間で残した通算成績も軒並みトップと球団史に輝き続ける。

 マルカーノロベルト・バルボンら、野手は阪急ナインが上位に顔を出す中、投手は2013年に来日し『オリックス・バファローズ』を献身的に支えたディクソンが独占。球団外国人投手最長の在籍約9年で腕を振った右腕は、18年まで先発として腕を振り、19年から抑えに。野手に比べて長期在籍した投手は多くないとあって、通算成績の数字は目を見張るものではないが、勝利&セーブで歴代トップは多彩な役割をこなしてチームの低迷期を支えたことを証明している。挑発的なポーズで『暴れん坊』のイメージも残るアニマル・レスリーら、個性派投手もいる中、紳士な立ち居振る舞いでファンにもナインにも愛されたブランドン・ディクソンは、記憶にも残る球団屈指の助っ人投手だ。

ソフトバンク(1938-) 闘志も記憶に残る熱き2投手


 南海、ダイエー、ソフトバンク、それぞれの時代で打線をけん引した・・・

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