3月のWBCで台湾チアが「美女ぞろい」と注目を集めたのは記憶に新しい。その中でも圧倒的な人気を誇ったのが楽天ガールズに所属するリンシャンだ。ここでは彼女の声をお届けし、台湾チア事情についても触れておこう。
インタビュー=阿部ちはる　写真=楽天モンキーズ提供

チアになりたかった！

リンシャン　コンニチワ〜。ハジメマシテ！

――日本語が流暢ですね！　よろしくお願いします。今年の春季キャンプで来日し、ロッテのチアグループ『M☆Splash!!』と一緒にパフォーマンスをしたのが、とても印象的でした。

リンシャン　台湾とは球場の雰囲気もグラウンドも違うので、とても驚きましたね。『M☆Splash!!』の皆さんがとても礼儀正しくて、パフォーマンスにも気持ちが入っていたので、そういった姿勢を見習いたいなと感銘を受けました。私は2021年から楽天ガールズで活動していますが、ここ2年間はコロナの影響でなかなか海外の皆さんと交流する機会がなかったので、こういった機会をいただけてとてもうれしかったです！

――SNSでの活動をされていた中、楽天ガールズのオーディションを受けたそうですね。

リンシャン　私は野球や球場の雰囲気が昔から大好きだったので、野球に関わることができるチアリーダーを目指したいという思いが強くありました。ダンスを習っていたわけではありませんが、楽天ガールズのオーディション応募を見つけてチャレンジしてみようと。ご縁があって入団することができてうれしく思っています。楽天ガールズは台湾プロ野球のチアの中でも特に活動に力を入れているので、そこも惹かれた理由です。入団後はさらに知名度が上がって芸能活動もスタートさせることができたので、楽天モンキーズ球団にもすごく感謝しています。

――さまざまな活動を行っている台湾のチアリーダー。大変なことも多いかと思います。

リンシャン　楽天ガールズでは・・・