勝つことと同時に“勝ち続ける”こと。長いシーズンを戦い抜いて頂点に立つには、太い柱があることが大きな意味を持つのは言うまでもない。昨季まで2年連続の投手4冠で沢村賞を受賞した絶対エースが今季もチームをけん引。登板前後のチーム結果まで視野を広げれば、背番号18の存在が際立つばかり。 取材・文=鶴田成秀 写真=牛島寿人 終盤戦の強さに通ずる
先発ローテの柱には、やはりこの男がいる。今季のチーム最大連敗は4。開幕から堅調な戦いで9月3日時点で貯金28のうち、背番号18が8を稼いでいる。
19度、先発マウンドに上がり、6回3失点以内を意味するクオリティースタートは17度。抜群のゲームメーク能力は言わずと知れたこと。ならば、打線は先制点を奪い、援護するのみ。明快な戦い方がチームに好影響を与えているのは間違いないが“負けない”ことこそエースたるゆえん。右腕が稼いだ“貯金8”以上に価値があるのが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン