大学生は秋季リーグ戦が終盤に差し掛かり、同シーズンが終われば、3年生は最上級生になる。2024年ドラフトは明大・宗山塁が「超目玉」と言われているが、プロを目指す選手は「3年秋が勝負」と言われており、1球に全力を込めている。来年も大学生が中心のスカウト戦線となりそうな予感だ。 取材・文=岡本朋祐 写真=太田裕史 今年6月の全日本大学選手権では富士大との2回戦で本塁打をマーク。強打捕手として注目を集めている
初の全国舞台で鮮烈デビュー
181cm93kgのがっしりした体格。打席では投手を圧倒する雰囲気をかもし出す。3年生ながらリーグ通算9本塁打の長打力に加え、捕手としても二塁送球1秒8を切る強肩を誇る。強肩強打の捕手として来年のドラフトに向けて注目を浴びる存在になったが、「プロを意識し始めたのは今年に入ってからです」と打ち明ける。
6月の全日本大学選手権。野球を始めてから初となる全国の舞台で、鮮烈な印象を残した。富士大との2回戦の0対2で迎えた6回。二死走者なしでスライダーを完璧にとらえると・・・
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